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1-1 キルヒホッフの実証論

キルヒホッフの実証論は、
どんな複雑な物も単純な物の組み合わせでできている
という法則ですが、

正規表現は、基礎知識の組み合わせが非常にたくさんあり、
基礎知識を的確に理解しておくと、この法則が実感できると思います。

ドラゴン桜から引用 今あるルールを詳しく知り そのルールの中で 工夫を重ねるうちに 独自の発想は生まれる 基礎を無視するやつの発想は しょせん的外れ
ドラゴン桜から引用 模試前日、試験について少し説明。試験をみればその大学がどういう人間を欲しがっているか分かると言う そして桜木は、東大はどういう人間を欲しがっているかを聞く その答えは、ルールをしっかりと守ることができる人間 基本的なルールが理解できてないようでは、応用などとてもできない 基本的なルールもわかっていない人が、新しい発見などできない きっちりとルールを守っている人こそ、独創的な発想ができると そうか、独創的な発想をする人は、ルールなど一切気にしないといったイメージは、間違いなんだな
ドラゴン桜から引用 「俺わかったかも。要するにあれだろ。東大っつーのは、ちまちまルール守るやつみたいのが欲しいんだろ?」 「惜しいな」と柳 「ルールを守るという概念に、ちまちまっていう形容詞は似合いませんな  世の中の大多数の人は大きな勘違いをしているが、  実は、ルールを守る人間こそ独創的で個性的な人間なのです」と芥山 「その通り!近代科学の世界に置いて、あてずっぽうの思いつきで、大発見がなされることはありません」と阿院 「みな、きちんと基礎研究を理解し、その学問におけるルールを遵守した上で、研究を進めている」と柳 「ルールの遵守の精神なしに、学問上の発見は、あり得ませんよね」と川口
ドラゴン桜から引用 東大模試を受ける生徒(S)に先生(T)が説明するシーンです。 T:最後に模試対策の最重要点を指摘しておこう。 それは問題の表紙にある注意事項を必ずよく読んでそれにしたがう。。 S:そんなの当たり前じゃん T:と思うだろう、その油断が命取りになる。(略)そこで特に注意するところは。 「回答は必ず指定された箇所に記入せよ。。とか」 「関係のない文字や記号などを記入するな。。回答の余白には何も書くな。。とか」 そしてさらに重大なのがココ「違反したら無効とする」 つまり、完璧に答えが合っていたとしても、 注意事項に反していれば0点にされる可能性があるということだ S:きびしー T:無効とこれほど強く警告しているのに見落としたり、勝手な解釈をしたりして痛い目にあうものがいる。 S:警告っても小さくて目立たないし。。これってズルくねえ? T:ズルくなどない。そこにもの凄く重要な意味がある。 S:重要な意味? T:ちなみに試験とは競技であって、そこには必ずルールがある。 このルールを完璧に守るものだけが競技への参加がゆるされ、無視するものは即退場となる。 では、なぜ東大はこれほど徹底してルールに厳しいのか。 それは、ルールを厳格に守れる人こそが、 東大入学者にふさわしく将来個性的な発想をできるようになるからだ。 S:それって全然逆なんじゃねえの? ルール守るってことは、何も考えずに黙って従うだけってことで、 個性があるやつってルールなんか無視して自由に生きてるやつだろ。 T:それこそ発想が貧困ってやつだ。 ルールを守るにはルールを細部まで正しく理解しなくてはいけない。 その競技について、興味を持っていなければルールなど知ろうと思わないだろう。 今あるルールを詳しく知り、そのルールの中で、工夫を重ねるうちに独自の発想は生まれる。 たとえば、サッカーのルールを理解し利用することによって、 いろいろな攻撃のバリエーションが生み出される。 これは技術革新や科学的発見も同じこと、基礎的原理は研究分野のルールだ、 これを理解し発展させることによって次の新たな原理が生まれるのだ。 したがって、「この受験生はルールを守る人間かどうか」 東大はまずそこを判別するのだ。だから入りたいと思ったらルールには完璧に従う姿勢をみせろ ルールをはなから無視しているやつは、ただ何も考えてないだけだ。 研究の時に基礎を無視するやつの発想は所詮的はずれ 高度な文明社会はすべてにおいてルールに基づいたシステムによって機能している。 自由に思うがまま生きているつもりでも結局それは、釈迦の手の上の孫悟空と同じ。 縛られていないつもりでも知らずに誰かが作ったルールの中で動き回っているだけなのだ。

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